だるまのまゆげ

スペルミスには気をつけたい

しおり

今日は講談社ブルーバックス文庫の本に挟まっていたしおりに書かれていた情報について気になったので調べてみました。

ひとりの日本人が一生の間にするうんちの量は約5トン と書かれたしおり

確かに、一日あたり200グラムと考えれば、日本の平均寿命は80歳くらいですから

0.2(kg)×365(日)×80(年)≒5.8(t)

となり、たしかに5トンくらいですね。

ここで人間がどれだけ食べたものをエネルギーとして使っているのか、つまり(かなり単純化しますが)摂取した量(重さ)と排泄した重さの差はどれくらいなのか、少し気になったので調べてみました。日本人の一日の摂取量は、厚生労働省の「令和元年国民健康・栄養調査報告」によると約2キロだそうです。飲んでいる水の量は一日1~1.5キロくらいでしょう。一日あたりの尿の量は1~1.5リットルくらい、密度は1.0とネットで調べると出てくるので一日あたり1~1.5キロですね。

すると、汗などそれ以外にも皮膚から出ているものの重量もありますが、単純に

(摂取した重量)ー(便・尿の重量)=(エネルギーになった重量)

として計算すると、およそ1日あたり1.8キロということになります。

(吸収された重量)を(摂取した重量)で割ると、0.5~0.6くらいですね。水を除けばこの値は0.9になります。野菜などの食べ物にも水は入っていると思いますから全く意味のない数値ですが(計算したかっただけ)、個人的には、意外にもかなりの部分がエネルギーとして吸収されているんだなあと感じました。

今日はこのへんで。